ノンフルートシリンダーに一目惚れしてからというもの、取り憑かれたように買い漁ってました。
もう20年くらい前のことではありますが、今もノンフルートを見ると欲しくなっちゃいます。
そして、この変わり種だったNATOグリーンモデルのM629PCもその1つ。
当時はアースカラーの銃がまだ見慣れていない時代。
店頭に並ぶコレを「ネタじゃん!」なんて笑いながら素通りする人ばかりでした。
自分も、ちょっと勇気いるなぁ…という葛藤があり、しばらく購入せず。
なんせ2万ちょい出すなら他の銃も買えるから、これに手を出して後悔しないのか不安ばかり。
当時は若さもあってか迷いに迷ってましたが、気になったなら買えば良い!それだけです。
欲しくて悩んでるのに「リセール悪いかも」とか「ネタなのかなぁ?」とか悩む意味無いんですよね。
自分が欲しいんだから、他人の評価なんて気にする必要ないと気付き、思い切って買いました。考えるの面倒になったのもありますが。
友達はみんな「マジで!?」なんて笑ってましたが、今となっては時代先取ってた感あります。笑
決め手はやっぱりノンフルートシリンダー。
子どもの頃からグリーンカラーやサンドカラーが大好きだったので、買ってみたら意外と良かったと思えたので、色々すっきりした記憶があります。
自分の会社もイメージカラーはグリーンで統一しているくらいだし、周りも「あいつは緑」っていうイメージが強いようです。
実際、今も我が家の車はカーキ(サンドベージュ)とダークグリーン(OD)。そういえばバイクもグリーン。
左にはパフォーマンスセンターの刻印。
デザインは同シリーズの「ターゲット」と同じですね。
全部グリーンじゃなくて、黒と緑というコントラストがやっぱりオシャレ!
あまりに気に入ったので、塗装剥げを気にして、保管用にもう1挺あとから買い足しました
NATOグリーンなんて言うから戦闘用なのかと思ったけど、44マグナムっていうことは、やっぱりハンティング用なのでしょう。
ちなみに素材色ではなく、塗装です。
かなりの厚塗りのようで、スイングアウトしたら傷がつくはずの"フレームとの接触点"も全然剥げません。
その代わり、作動がちょっとだけギクシャクしてます。厚塗りじゃそれは避けられませんね。
自分はペガサスにガスを充填する時、右側面のトリガー上(前方)のネジを外して、ヨークごとシリンダーを抜き取って、ボンベから直接充填。
専用のガス注入用ツールでは漏れもあるし、面倒くさい。
グリップを外して、ハンマースプリング(板バネ)を締めたり緩めたりでハンマーの打撃力を変えられます。
これによる初速調整は微々たるものですが、固定ホップなので結構重要かも。
ちなみにジュール規制が始まったために、タナカに送って調整したことがある個体。
あの時は「あれもこれも今月からは違法です!捕まります!」みたいなのがあって、面倒でした。
いざ引っ張り出したらM629のノンフルートだけで3種類もありました。
やはりNATOグリーンは際立っていますね!
アースカラーの銃が一般的になってきて見慣れてきたためか、最近ではこのモデルの価値が高騰しているそうです。
当時は不人気で1回限りの生産で打ち切られたから、時代の流れって面白いですねー。
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