ダブルカアラム系ポリマー1911、いわゆるハイキャパシティ系は、ゴツくてなんか好きになれません。
そんな感情とは裏腹に、一目見た時から好きで好きで仕方ない…みたいなハイキャパがあります。
初めて見たのは2000年頃だったでしょうか。
ぼてっとしてて可愛い…いや、かっこいい!どっちも感じる魅力的なハイキャップ45。
ずいぶん前に勤めたことのあるカスタムガンショップで「本場shot showを見てこい!」という仕事がありました。
その際に実物を一度だけ目にしたので、これは記憶を頼りに色味などカスタマイズしてます。
全部バラして全てのパーツを研磨、再塗装した本気のやつですねー。
ストレイヤーヴォイト略してSVですが、社長のサンディ・ストレイヤーは元々はSTI(現staccato)のエンジニア。
今のハイキャップ1911を完成させて革命を起こしました。
独立してSVを立ち上げてからは通常50〜100万円でオーダーメイド式SVIを制作してくれるブランドになっています。
現在はSVではなく"INFINITY FIRE ARMS"と社名変更。予算の都合かな?
この独特な書体のインフィニティという刻印が痺れますね!
シャーシにはSV刻印と…なんか主張の激しいメーカー刻印…ほんといい加減にしてほしい。笑
反射するとシルバーにも見えるようなグレーがかった色味がセクシー。
これが大好物!迫力がある銃口とも言えますが、自分流に表現するなら"大きなタコチュウなお口"です。
なんだか昔から分厚いブルバレルに興奮するタチなんですよ(^^;)
インナーバレルは煤付けしてるので、ほぼ見えません。
グリップセフティやサムセフティも当然染め直してます。
STIのファルコン(V.I.P)とかは好きじゃないの?と聞かれますが、なんででしょうか…アレはイマイチ惹かれないんですよ…。
嫌いじゃないけど、こっちほどの愛はない。
たぶんリーフカットの有無と、トリガーのデザインでSVIのほうが好きなんだろうなぁーと自己分析してます。
なんというかSVIはフルダストカバー等々1911の面影があまり強くなくて、好印象なんですよね。
1911はクラシックデザインだからかっこいいのに、変にポリマーを多用とかしてほしくないって思ってるのもあるかもしれません。その点、STIは1911を大いに意識してますから(・・;)
トリガーもマグキャッチもスライドストップも全部手直ししました。
元々は真っ黒な銃ではなかったのですが、チェンバーバレル以外は全部黒いというSVIを作りたかったんです。
結果的に大満足(^^)
簡単にリーチを変更できる独特のトリガー、マジで素敵です!
ノバック系の3ドットというのも良いですね。
蓄光塗料を埋め込んでナイトサイト化しました。
スライド塗装前にエキストラクターの堀りも深くしたので、パッと見では別パーツ?
エンジンは現行型トランスファーハンマーより確実な作動を誇るRタイプ。
日本人の体格ではコンシールドキャリーできる厚みではありませんが、充分コンパクトな類です。
それでも45口径なら10発、9mmなら17発をチャージできるので、「セレブのセルフディフェンス」と言われているのは、あながち間違ってません。
フルサイズに至っては45口径14発、9mm23発となかなか。
エクステンションマグでは18発/29発ですからすごい(・・;)
マズルにスパイクの付いたタクティカルキャリーなる限定モデルも以前まで所有していました。
3.9スライドにスパイク分が足されて4.1くらいのサイズだったので、結局は「セミコンパクト」だったモデル。
コンパクトじゃないから…ということでコレクション整理のため手放した次第です。
以前ちらりと紹介したオサレなエクセラレーター3.9とツーショット。
うーん、可愛い(≧∀≦) たまんねぇーなぁ!笑
ほんと、なんでコレだけ好きなのか自分でも不思議。
コンパクトボディに目がないから当然っちゃ当然なんですけど。
うちの奥さんも140cm台とコンパクトな人。
そう、多分コンパクトなら無条件で惹かれてしまう性質なんですねー。
仕事柄、女性からアプローチを受けることもありますが、「末路をよ〜く知ってるのでごめんなさい」と余裕で断れるのに、小柄で可愛らしい人だと葛藤しちゃいます(^^;)笑
小さいのに迫力があり、頼りになるハイキャパシティ系1911。
BWCのキャスピアンなど、あらゆるハイキャパ3.9を買い漁ってきましたが、最後までコレクションに残したのはインフィニティだけでした(^^)
さぁ、SVIをニギニギしてセレブな気分を味わおう!笑
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