探偵のピストル事情

表向きは探偵だけど、実はひみつの必殺仕事人…かも!?

GALIL SAR

いつだったか映画で見かけたAKみたいな銃。パッと見では、ありふれたコピーかと思ったのですが、カッコええやん!何コレ?

そんな感じでガリルの存在を知りました。AKのコピーという点では合ってたけど、金儲けのために適当にコピーしたものとは違いました。

AKのデメリットをできるだけ解消したブラッシュアップ版といったところ。本気で進化を目指した銃です。

AKS-74U

クラシック調のアイテムが大好きなので、銃でもクラシックな雰囲気のAKシリーズは大好き。

小さいものに惹かれる性質があるので、中でもクリンコフと呼ばれるこれが大好物。

あまり知らない頃は、デカいから嫌だ…なんて思っていました。

しかし2000年頃のニュース映像で、ビン・ラディン氏の後ろに立てかけられていたクリンコフを見て電気がビリビリ。

アジアンなカーペットに置いて、あえて暗めの蛍光灯の下で撮ると、まさに中東の紛争地で見かける雰囲気と合致します。

米軍が現地で撮った写真を少し再現できたかな?

KSCがガスブローバックで発売してくれた時は舞い上がるほど喜んだのですが、子育て真っ盛りだったこともありポンとは買えませんでした。

本体とは別で18,000円ほどかかりますが、リアルウッドのハンドガードに交換してあります。

 

こちらで制作依頼。

https://aohatecustom.com

 

グリップは実銃がベークライト製で、こんな感じなので、あえて木製に変更はしてません。

あまり詳しくはない人が見ると、ほぼ必ず「グリップだけチープなんだね」と言いますが、本物がこうなんです。

GALIL  SAR

ガリルは木製ハンドガードバージョンが欲しかったのですが、こちらをたまたま入手する機会があったので。

フルメタルだし、電動ガンのくせに良い質感しとるやんけ!

CYMA(シーマって読むらしい)のガリルで、お座敷コレクターの自分には撃てなくても充分。

L字のコッキングレバーは強度の問題で交換されてしまってて、AKに寄った形状のため、そこは少し残念。

※仕様ではなく前オーナーさんが取り外したため。

全体的なフォルムはやっぱりAKにそっくりですが、細かな部分がだいぶ違います。

まず重量バランスがほぼ真ん中でストレス少なく構えられることが判明。

そこらへんは電動ガンとガスガンの違いもあるし、全長も違うので、モデルの差とは言えません。

そもそも実銃でもないですし。

site

次に視認性の良さ。

AKでは小ぶりなサイトが見づらい。ガリルではそこまでではありません。

わりとちゃんとエイムできるし、かなり改善されている様子。

ただしローサイトなのでやっぱりそこは難点。

狙いをつけるという意味ではローのほうがズレが少なくて良いのは解ってますが、体勢が窮屈なんですよね(^^;;

M4シリーズなんかは高さがあって構えやすいです。

特にメガネかけてると、結構重要な問題になってくるところなので、自分はハイサイトのほうが好き。

さらに、ガリルには"夜光サイト"が装備されており、隣り合わせに倒れているフリップサイトを起こすと使用できるようになるギミックが!

Night site

フロントは起こすだけでOKです。リアサイトは通常サイトをそのままにしておくと、邪魔でエイミングしにくい。

リアのみV字になるようにすると視界を邪魔しなくなるので、これで夜光サイトが使いやすくなりました。

ちゃんとVになる位置でクリック感と共に固定できるので、そのためだと思われます。

正確には何が正解かわかってませんが。

マズル付近もAKによく似てますが、ガスチューブ等が結構違ってます。

ここらへんは実際に手に取って見比べてみないと、いまいち伝わらないと思うので割合。

スリング用のループはベルトをそのまま通せるくらい大型なので便利。

後端のスリング用ループも同じ形状。スリングらしいものを用意しなくても、普通のベルトとかを代用できるので、こっちのほうが良い。

ちなみにストックは自衛隊89式にも似ているガッチリしたチューブ(パイプ)ストック。

クリンコフほど即席感はないので、当然こっちのほうがガッチリしていて、すごく好き。

解除はクリンコフではボタンを押し込む形でしたが、ガリルはストックを上に持ち上げるようにして解除。

好き嫌いあるだろうけど、はクリンコフのボタンタイプが慣れてて好きです。

ハンドガードはAKよりも大型。

結構な厚みがあるのですが、大きな違いは上部が吹き抜けていること。

横からガッチリ握るようなコスタ撃ちはできないけど、放熱効率はAKより圧倒的に良いでしょう。

フルサイズではバイポットが収納できるように下部はくり抜かれているそうですね。このサイズでも個人的には大きいのでフルサイズは…いっかな。

好奇心はあるけどガスガンバージョン無いし、買わないでしょうね。笑

AK74系よりも前後幅があるグリップで、しかもセレクターが付いてます。

CYMAではモールドになってしまってたので残念でしたが、 どうやらセレクターは前方でセーフティ。

直感的に使いたいのなら、前方に押し込んだ時に発砲できたほうが良いと思うのですが、なぜ手前に引いて発砲なんだろう?

これだけ色々と実戦的な設計をしてるのだから、日々戦場にいる人達ならではの"何かしらの理由"があって、こういうセレクターなのかもしれません。

ガスではない点や木製ハンドガードではないことなど色々と満足には至らないので、こちらは手放しましたが、なんであれ良い銃ですね。

あれだけ欲しかったクリンコフも時々飽きて「他の銃と入れ替えようか」と考えることがありますが、しばらく眠らせておくと、やっぱり握りたくなります。

結局、好きなものは好きなんですよね。

そういえば、うちの奥さんもクリンコフみたいな人です。笑

小柄なのにパワフルだし、どんな環境でも物怖じせずにバリバリ動く。

動けなくなるほどの体調不良(故障)なんてマジでありません。

対する自分はM4タイプで、狙って確実に当てに行くような手堅い仕事は得意だけど、疲れると急に動かなくなる(バテる)繊細な面を持ってます(^^;)

環境によってはただのゴミになりそうなほど、お手入れ(リフレッシュ)が大切。笑

なれることなら、いつでもバリバリ動けるAKかガリルになりたいっ!

まず"動かなきゃ意味がない"のだから、精度の高さなんて二の次です。

 

 

 

 

 

探偵仲間の会社ブログで取り上げられていたオススメの記事。

 

トイガンは護身用に使えるのか】

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街中で銃を見た日本人の反応を検証。

 

【銃刀法の銃とは】

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【銃のサプレッサー】

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サプレッサーの構造を紐解いた記事。

 

【廃れない回転式拳銃】

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なぜリボルバーは消えないのか?という記事。

 

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