ミリタリー&ポリスなんて名前なんだからマーケティング戦略は大成功した証です。
個人的にはグロックは洒落っ気がなくてあまり…なのですが、これはポリマーフレームオートの中ではわりと好き。
シグマで大失敗したSWがめげずに取り組んだポリマーオート。
M&P(以降ミリポリ)なんてネーミングだから、最初は憲兵隊の銃なのかと思いました。
よく見たら「&」が間に入ってるじゃん!なんて気付いたのは、マルイさんが新製品として発表した頃くらい。
グロック17と同じく17発も装填されているというわりに、かなりスリムで握りやすく設計されています。
こんなの握ったらグロックなんてどうでも良くなると思うのですが、価格面の強みは顕著に表れ、相変わらずグロックの売り上げは落ちません。
先行していた強みも大きいでしょう。
ミリポリは後発組で9万円ちょい…だから、割り込むのは難しかったんでしょうね。
これはマルイさんではなくEMG(CyberGun)のガスブローバック。
結構前にサイバーガンのM&P9compactを所有してましたが、リコイルはダメダメでした。
その感覚で購入してみたらバリバリ動くから大満足。
ネットではリコイルや作動について賛否両論ありますが、個体差なのでしょうか。
自分のは全然ストレス感じない良い動きを見せてくれます。
スライドの仕上げもリアルで良い感じ。
エキストラクターやシリアルプレート、細かなピンに至るまで別パーツ。
しかもブラックだからコントラスト差が良い感じ。
ちなみにステッピング加工してます。
インジゲーターの穴は一見リアルですが、スライド側の穴が非貫通。
チャンバー側は貫通してるんだから、ここもちゃんとしてほしかった。
ダミーのカートリッジっぽいのがあるマルイさんのほうがここらへんは良いかも。
自分で穴あけようかな。
セレーションも個人的には鱗タイプが良かったけど、これもまぁ悪くない。
エッジはたってないので鋳物でしょう。
メタルスライドだけど肉抜きされてるためか、マルイのプラスライドとブローバックの重みはあまり差がないと感じました。
リコイルスプリングガイドはシルバーの金属製。
テンションはやや強め。
個人的に気に入らないのがスライドストップ。
内側で延長してあって、少し後ろ気味でホールドしてあるんです。
サイトシステムは2段。
グラスファイバーの集光サイトと、暗闇で発光する蓄光サイト…かと思ったら、蓄光はダミー。
仕方ないので自分で蓄光化しました。
マガジンバンパーにもSWのリアル刻印がありますが、注入口は空いてます。
グロックシリーズみたいに注入口を隠してくれれば良いのですが、あまりメーカーはやりたがりませんね。
オシャレだからとタンカラーを選択しましたが、オーソドックスとなりつつあるだけあって、ブラックより目立ちません。
砂漠や枯地だけでなく、街中でも目立たないことは意外。暗闇ではブラックのほうが良いでしょうけど、やっぱりアースカラーは自然に溶け込みます。
興味で買ってみただけなのに、気に入ってしまって手放せなくなったミリポリさんのご紹介でした。
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