なぜだか昔から好きになれなかったコルト・パイソン。
冴羽獠が愛用していればカッコよく見えるけど、銃そのものは買おうと思ったことがありませんでした。
タダなら貰うけど、3000円以上ならいらない。そんなレベルだったんです。
なんでそうなのか、自分でもわからなかったので色々と考えてみたところ、思い当たる節が。
そういえば銃への愛に覚醒した中学生だったあの頃、ちようど東京マルイの24連リボルバーが話題となっていました。
こぞってみんなが24連コルトパイソンを持っていたのですが、誰かのそれを持たせてもらったら、軽いし仕上げもチープで、なんだこれ?と、ドン引きしてしまったんですね(^^;)
最初からこのクオリティを見せつけられたら好きになっていたんだろうなぁ…というのが今思うこと。
あの強烈にドン引きした印象は大きな溝となっているので、今も適当なクオリティでは惹かれません。
マット仕上げABSとかどスルーしてしまいますし、元々そういう趣向なのかもしれないですね(^^;;
ちなみに人がそれを好きと言っていても引きませんよ!あくまで、これカッコ良くない?と振られても、いや…自分は惹かれない…みたいな感覚なだけです。
これが発売されると聞いた時は珍しく「コルトパイソン欲しい!」と思った瞬間でした。
2.5インチバレルにサービスグリップなど、携帯性を考えると現実的な組み合わせ。
なによりアイボリーグリップのトランプやサイコロがめちゃくちゃオシャレ!
一番の決め手は間違いなくこのグリップ!というくらい、両面ともオシャレ。
友人には洒落た感じがお前らしいと言われましたが、それでもパイソンを選んだのが意外だったみたいです。
聞くと、周囲も「あいつパイソンに興味ない」って気付いてたらしいですね!笑
これまたロイヤルフラッシュでオシャレかつ縁起の良さも抜群!
そして自分の中での印象は「カジノの用心棒が持ってそう」なイメージ。
スーツを着崩してワイルドなおっちゃんが持ってたらめちゃくちゃかっこいいな!と。
サービスグリップは握りにくくて仕方ないので、グリップアダプターを取り付けました。
パイソン用はなかなか出回らない上、実銃用を取り寄せる感じになりそうだったので、とりあえずKフレーム用あてがってみるか…と試したら、まさかのピッタリ!
かなり握りやすくなって大満足。
底部には「EYES 144」のシリアルナンバーが刻印されてました。
実銃は1988年に2挺ペア500セット限定で販売されたそうです。
オークションでは最低10,000$、状態によっては20,000$まで跳ね上がる高級品なんだそうです!
ちなみに販売当時は約3,000$だったようですけど、それでも充分高級品ですねー。
2.5インチのスナブノーズリボルバーという点でも好みに合致してますが、この刻印もまた素敵!
COLT PYTHONと打たれている通常盤とは違って、こちらは「SNAKE EYES」と刻印が入っています。
特別感もあるし、洒落っ気も抜群!こりゃたまりません!
左には357使う銃だよん!という刻印。
ベンチレーテッドバレルも他には無いのでかっこいいです!
グリップ周りはSWが好みだし、もしかしたら自分はスマイソン好きかも?今度、見つけたら買ってみようかな。
6発装填できるシリンダーはなんだか小柄に感じます。
SWに慣れていると反時計回りに回転するのも違和感に感じてしまいますが、この勘違いは実銃では危険(^^;;
海外のIDPAをやった時、リボルバーでの参戦もしました。2発撃って移動する時、スイングアウトして2発だけ手動廃莢し、そこだけ再装填します。
回転方向を理解してないと、手動廃莢の際に空薬莢と未使用弾の判断に遅れが生じるでしょう。場合によっては間違えて未使用弾を抜き捨ててしまうかもしれません。
冷静に見れば大丈夫だとは思いますが、そういう可能性があるから回転方向への慣れは結構無視できません。
こちら側を下にして置いておいただけなのですが、なぜかシリンダーが白く錆びてしまったことがありました。
仕方なくその周辺だけヤスリがけしてブルーイングで染め直し。
よく見るとわかってしまうくらいの跡が残ってます(^^;;
工具やネジを取り扱っている店舗に行くと、ボールベアリングが売っています。
白いBB弾だと雰囲気なくなるので、自分は6mmのスチールベアリングを込めてます。
スチール製なのでオイルを吹いてから装填しないと錆びた時に面倒なことになるので注意。
ちなみに昔々に売っていたデジコンのメタル調重量BB弾をいくつか保管してあるので、それを装填しておくこともあります。
レッドランプ付きのサイトなので狙いやすく、そこまで古くは感じません。
パイソンの実弾射撃は未経験ですが、斉藤さんいわくリコイルは少しマイルドで撃ちやすいそうです。
ただ、特別これといった印象はないとのことで、あくまで高級嗜好と見た目のロイヤルブルー仕上げが売りだと話してました。
上面は反射防止のためにザラザラとした仕上げ。
といってもスチールブラックのメッキがしてあって、わりと反射してます。
リアサイトは左右上下に調節可能。
ブラックスチールやミッドナイトゴールドなど色々ありますが、傷がつくと銀色の地が露出するような感じになります。
剥げかたがリアリティない…なんて意見も結構あるみたいですが、自分が思うに実銃の剥げかたは色々で、こんな感じも結構よく見るからリアルなのでは?
雑誌に載る実銃は、もれなくきれいな剥げかたのもだから、それをベースに考えるとリアルじゃないってことなのかなぁ?
なんにせよ、いまいちわからない意見。
お洒落なコルトパイソンなので、これだけは発売直後に購入し、ずっと保管しています。
イメージがカジノの用心棒だけに、保管場所に困った時「金庫にあったら似合うんじゃね?」と金庫に入れました!おかげで全然手に取る機会がない!笑
※探偵社は金庫の設置が義務。
あれもこれも置き場がないから、まずは保管用スペースをどうにかしないとですね。
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