元々クラシック系のアイテムが大好物なので、実用性無視のレトロな銃が本来の好み。
当時は高校生だったので、2万円以上の買い物はなかなかのビッグイベント。
3和音だった携帯やデート代はもちろん、教材費などの学費も高1からは全て実費という家だったので尚更です(^^;;
今考えても、よくこんな渋い選択したなぁ…と思います。
みんながデザートイーグルだ!グロックだ!と盛り上がってる中、こういうのを買ってた変態でした。笑
今となっては貴重品ですが、それもそのはず。
当時だって、これを購入する変態はそう多くなかったと記憶していますから、出回ってる数そのものが少ないんでしょうね。
宝物だったのでずーっと箱入りで、時々出してニヤニヤするだけ。
ほぼ撃たないし、ほぼ触らない。そのまんま20年程経過しました。
1発しか装填できないとかマジでアホなん!?みたいな、これが大好き!笑
ある意味、一発必中のスナイピングにも通じてきます。
奥まで入らないところが気に入らなかったけど、そんなの気にならなくなるくらいカッコいい!
高校生だと笑うやつか、マジかっけぇー!って褒め称えてくれるやつの2パターンでしたね。笑
周りがロックンローラーみたいな友達ばっかりだったから、そのせいもあるのかな。わかってくれる人は半数いないくらいでした。笑
エングレーブはなんのタクティカルアドバンテージもない!とイケおじが言ってましたね。
わかってますよ、そんなこと!
だけど、こういうのがクラシカルでたまらないのだよ!!笑
モナカです!と丸わかりなのが残念。
しかしながら、そこさえ除けばかなりリアルなフェイクウッド!
ざらつきからビジュアルまで、なかなか本気度が高いのに、なんでパーティングライン消さなかったのかな…。
この角度で見ればよくわかります。
フェイクウッドだけならず、全てにパーティングライン!
これが無ければ限りなく100点に近かったのに…。
ガスの注入は、当時もオーソドックスだったグリップ底部から。
未だに現役で、ガス漏れなく撃てるコンテンダーなんですよ(^^)
グリップはソードオフのマッドマックスと同じくらい細身。
デジコン/ターゲットの刻印が左側面に入ってます。
やっぱり木目のクオリティはなかなかですね。
シンプルなリアサイト。
ハンマーは指で押しただけでバルブを押してしまって、ガスブシュー!の昔ならでは仕様。
ほんと軽く押しただけでブシュー!です。
フロントサイトもシンプル。
精密射撃の場合、やっぱりこれくらいシンプルなほうが狙いやすいですね。
実際、よく当たります。
モナカが気になるけど、プラスネジなのも気になる!笑
たしかスコープなどを搭載できるようにパーツが出てたはず。
こちらもプラスネジが萎えさせてくれます。
どうしてプラスなのかは不明。
もしかして実銃がそうなのか!?
安っ!って思ったけど、当時はこれさえもケチるくらいでした。
ガスでさえケチって、購入したお店の試射時「満タンにしてくれます?」と頼んでたくらい。笑
今思うと滑稽なんですが、立ち上げた会社がある程度安定した頃に行ったら、店主に「大物になると思ってたよ」と褒められましたm(__)m
いや、まだ小物です。これからも小物です。笑
あー、懐かしい!これ、友達が買ってました!
二輪のハンドル脇にホルスター付けてコレを納め、そのまま走っていった直後、パトカーに追いかけられて目の前を猛スピードで走り抜けていった思い出。笑
友人達とゲラゲラ笑い転げました。笑
うわっ!だっせー!と思った記憶が蘇ります。
今見ると「こういう銃」としか見えないけど、当時は嫌悪感がすごかった。
それにしても時代を感じる価格ですね。
この当時の高校生は「パワーアップ」が大好きでした。
今みたいな規制も無かったので、コーヒーのアルミ缶をぶち抜けるカスタムをしたり、やばいやつだとガラス割れちゃうカスタムしたりしてたのを覚えてます。
なんか自分はパワーには興味無かったんですよねー。
安いっ!今なら迷わない金額!現代は中古のトイガンでこれくらいしますもんね(・・;)
まぁ最低賃金も600円とかそんなんでしたけど。
今の、時給1,000円でボーっと仕事してる高校生見ると、なかなかの違和感を感じます(^^;;
あー、これも今なら迷わず買うのに…。
必死に考えて金銭的な理由で8インチに決めたけど、まさか1万円しか差がないなんて…。
ノーマルで約3ジュールあるって、今じゃやばいですね(・・;)
一部の頭の弱い人によって、動物や子ども、街中でのトイガン射撃での事件が立て続き、マスコミも煽り方がえげつなくなり…急に規制が始まって、これらも回収騒ぎとなりました。
ブローバック系はわりかし対応が楽だったみたいですが、パワーが売りの固定式ガスガンはかなり痛い制限となったようです。
それから程なくしてデジコンは店じまい。
パワーと精度の高さが売りだったのに、パワーダウン後の精度は調整が難しく、あっさり幕を閉じてしまった…。
そしてトイガン業界に切り込み始めた新人メーカーだった東京マルイさんが、あっという間にトップメーカーに躍り出たという感じでしたね!
当時、生活するだけでもてんてこ舞いで、みんなが遊んでる中で「ごめん、今日もバイト!」って断ってばかり。
休みの時は彼女優先なので、まぁ付き合い悪かったんだろうなぁー。
親は選べないだけに、色々と他の学生とは違う生活だったので、嫌な記憶も多くあります。
最近また1つ実家とのしがらみが減って解放された部分があり、それに乗じてコンテンダーも手放そうと売却しました。正確には明日、落札価格が決まる感じ。
大切なコレクションだけど、苦行生活を思い出してしまうので、記事にしてからお別れしようとブログに登場!
今後はお目にかかることはないでしょうm(__)m
とにかくお洒落でカッコいい銃でした!
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