探偵のピストル事情

表向きは探偵だけど、実はひみつの必殺仕事人…かも!?

漢気あふれる銃

民間警護会社を本気で構想し始めた頃、まだ探偵社すら立ち上げていなかったのですが、刑事さんである友人から斉藤さんを紹介してもらいました。

明確な構想や思想も認めてくれて、真面目なのにガチガチではない性格が良いと気に入られ、いよいよトレーニングの話へと進展。

そんな時「まずは実弾射撃に慣れること」と与えられた銃が、まさにコレでした。

COLT M1991 A1

写真はもちろんトイガンですが、あの時「どれか選べ」と銃砲店に解き放たれ、初めて自分用として買ったのが1991だったんです。

登録云々は斉藤さん名義だし、保管もお任せしています。法律的にそこはどうしても(・・;)

それでも「初のmy gun」だったことに変わりません。

series 80

あらゆるカスタム1911や9mmや357がある中、色々と試射させてもらって決めました。

意外だったのは、撃ちやすくてリコイルの小さいものを選ぶと思っていたのに、実際はドカンとくるリコイルに安心感を覚えたこと。

なぜかは解りませんが、それだけ力のある弾を撃ち出せている感覚だったからかな?

caliber.45

コントロールが難しいぶん、トレーニングには良いと思ったのもありますし、斉藤さんもそう推してくれました。

免許センターでの初運転が、雨の日の夜…みたいな感じですかね。

実際に距離ある射撃だとなかなか難しくて、トレーニングにはなりましたよ(^^)b

斉藤さんとの関係についてはコチラを参照ください↓↓↓

detective-guns.hatenablog.com

左側面の刻印

これはMGC製のHWモデルガンです。

1911シリーズの中でも、とりわけM1991がツボなんですよ(^^)

当時の日本では、WA(ウエスタンアームズ)がRタイプを廃止して、トランスファーハンマーシステムを開発した頃でした。現行型の構造と同じです。

右側面の刻印

45オートをトレーニングガンとして使っていた手前もあって、毎月出てくるWAの新製品は全て買ってました(・・;)笑

今思えば無駄金なんですが、気持ちが先走ってしまってたんですねぇー(^^;)

Rタイプのガスガンでは発売されてたけど、知る限りトランスファーハンマーシステム搭載後は出てないのが残念。

trigger

軽量化ホールのないフルストロークトリガーが大好物なので、なおさら1991がツボだったんだと思います。

さすがMGCで質感はリアル。

トリガープルや切れ味はちょっと違うなぁーという感じだけど、全然許容範囲。

実銃はポリマーだった気が…。

Cook and Lock

サイドポリッシュしてないスパーハンマーと、シリーズ70から受け継いだサムセフティ。

いわゆるシリーズ80の廉価版で、パーツの一部をポリマー樹脂製としているのが特徴。

MGCのモデルガンはポリマーパーツは再現されてません。

テーパー加工あり

挿入口は少し広げられていて、現代1911系の仕様と同じもの。

シングルカアラム(シングルスタック)なので元々が挿入口が小さいし、これは必須ですね!

polymer grip

樹脂製のグリップですが、ラバーコーティングされているモデルもあるとか。

自分が使っていた1991はコーティングなしだし、MGC製もコーティングなし。

聞くところによるとWAはラバーコートしてあるものの、経年劣化でベトベトになるらしい。笑

simple is the best

リコイルスプリングガイドが露出しない昔ながらの構造もスッキリした見た目で素敵。

埃とか入らないから、作動面でも安心できる設計です。

モデルガンなのでスプリングレートは強め。ガスガンとは比べ物になりません。

sight

オフィサーズのような背の高いサイトに、ホワイトドットが入ってます。

いつだったかの専門誌には"1991はドットのない簡易仕様"なんて書いてあった気がするんですが、自分用の実銃もドット有りでした。

まぁロットによってだったり、細かい違いなんて実銃だけでも山ほどあるんで気にしませんが。笑

飾り気のない無骨さ

何が好きって、ポリッシュもしてなければ、ホールのないトリガーや磨かれてないチェンバーバレルなど、なんの飾り気もない無骨な面構えがクールなところ!

どこから見ても真っ黒な銃って意外と無いし、プロっぽい道具選びに似た仕様がカッコいい!

最近知りましたがMGCのM1991A1もなかなかレアらしいです。

wood grip

木製グリップに換装するとM1991A1というイメージではなくなり、一気に見慣れた感じの雰囲気に早変わり!

どっちにしてもかっこいいんですけどね!

写真映えするのはウッドグリップバージョンでしょうか。

hollow point(JHP)

45口径でホローポイント弾なんて、対人戦で使用してたら悪魔かよっ!みたいな弾ですが、狩猟などにも使えるだけあって安心感は絶大。

高額だけど護身用で持ち歩く分だけなら良いんじゃないかな?と思います。

45AUTO

いざ実践的なトレーニングが始まったら、さすがに45オート、しかもシングルカアラムは厳しい…となって、やがて9mmに切り替えました。

斉藤さんやその他トレーナーの方々の私達への訓練は、民間向けのものではなく、完全なプロ仕様のため尚更です。

とはいえ、撃っていて迫力がある楽しい銃でしたよ(^^)

 

 

 

 

探偵仲間の会社ブログで取り上げられていたオススメの記事。

 

トイガンは護身用に使えるのか】

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街中で銃を見た日本人の反応を検証。

 

【銃刀法の銃とは】

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銃刀法の中の"銃"について取り上げた記事。

 

【銃のサプレッサー】

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サプレッサーの構造を紐解いた記事。

 

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なぜリボルバーは消えないのか?という記事。