かっこいいとは思ってたけど、銃に目覚めてから買うまでは10年くらいタイムラグがあったシグのP226。
ある程度の実弾射撃を経験して、それなりに手慣れた頃「撃ってみ」と渡されたP226の射撃を体験し、なんとも例え難い衝撃に包まれました。
きっとあまり経験がないうちに撃っても感じなかったであろう違いなのですが、ある程度まで撃ち慣れると、それぞれの特性がわかってくるもの。
このP226という銃は、他にはない安心感や優秀さを感じさせる逸材だったんです。
例えば、グロックは手の平に直接リコイルが届いてくるような感覚で、押さえ込みやすくて非常にコントロールしやすい。非常にスマートで撃ち味は好印象。
ベレッタは親指と人差し指の間か、それより少し上にビシッとした鋭くシャープなリコイルが伝わってきて、狙った場所におおよそ当たる。いたって普通なイメージ。
1911系45オートは握り拳の上で、後方に粘り強く引っ張って手首を曲げようとしてくるような豪快かつ男らしいリコイル。なんか頼れる印象。
そしてP226は、ゆったりしていて優しく、ガコンッ!とブローバック。スライドが戻る時もゆったりしつつも、スムーズにスルッと次弾がチャンバーに入る感覚。
もちろん他の銃と同じスピードのはずなんですが、体感的にはゆっくり優しいリコイルで、とてつもなく射手に優しいというイメージ。しかも狙ったところにドンピシャで吸い込まれる弾丸。比喩表現ですので伝わりにくいかもですが(^^;;
もうどハマりした瞬間でした。
先日記事にしたブローニングハイパワーを撃たせてもらう前だったのですが、あの時と同じくらいの惚れ方してます。笑
とにかくコントロールしやすい、扱いやすい、よく当たる。カスタムガン並みのクオリティをノーマルで既に…といった印象。
もちろんトイガンでもほぼ全てのメーカー、モデルに手を出しました。マルイさんはいつものマルイ節なのでコレクターの自分は響かず、結局はKSCとタナカのモデルを複数所有してます。
今回はそれらをざっと紹介する記事です。P226コレクションを考えている方の参考になれば幸いです(^^)
フロントセレーション、そしてサプレッサー装着などのためにネジが切ってあるバレル(スレーテッドバレル)が装備されたP226R。
どうしてもフロントセレーションとスレーテッドバレルの組み合わせが良くて、KSCから限定販売されたZ-COMPを購入し、コンペセイターを取り外しました。
エンジンは旧型(※といってもシステム7)で、ABSですが見た目のクオリティはさすがの出来栄え。
※P226Rのエンジンが好評で、後々システム7として再登場した。中身は同じ。
同じ銃のはずですが、いざ手に取ると細部が違って"別の銃"として認識できます。
SEALDsが専用品として発注した仕様であることからMk25という名称が与えられたくらい別物。
実銃は1300$オーバー(20万円以上)と通常のP226Rよりもさらに高額ですが、それでも売れ行きは好調。
こちらはタナカ製の少数限定生産品。何度か発火してますが、EVO2からはこれまでのタナカ製オートモデルガンのようなトラブルは起きません。
TBはスレーテッドバレルの略称で、SIG公式カタログに常時載ってます。
軽量で放熱効率の良い肉抜きカスタムですが、確実な作動が売りのSIGには似つかわしくないですね。
砂や埃がポートから入れば作動製を損なうけど、実際にSIG社がプロカットモデルを販売してるので、こういうポートモデルもあって不思議ではありません。
興味から購入して、試射で満足。完全な箱入りになったモデル。笑
最近のカスタムらしいビジュアルなので、これはこれで良いのかもしれないなと一時保管中。何年かしたら入手困難になるでしょうしね。
初期のP226が結構好きで、タナカGBBを1挺だけ所有してます。
これまたP226Rと比較すると"別物"と言えるくらい違って面白い!
Mk25とP226Rの相違点より圧倒的に別物感がある銃なので、この記事に興味持ってくれてる人がいそうなら、比較記事を作っても面白そうだなと画策中。
改めて「自分、226にハマってたんだなぁー」と実感しました。笑
探偵仲間の会社ブログで取り上げられていたオススメの記事。
【トイガンは護身用に使えるのか】
街中で銃を見た日本人の反応を検証。
【銃刀法の銃とは】
銃刀法の中の"銃"について取り上げた記事。
【銃のサプレッサー】
サプレッサーの構造を紐解いた記事。
【廃れない回転式拳銃】
なぜリボルバーは消えないのか?という記事。