探偵のピストル事情

表向きは探偵だけど、実はひみつの必殺仕事人…かも!?

クラシックでツルツルの渋いやつ

元々クラシック調、レトロ調のものが大好き。

子どもの頃からクラシカルなものには惹かれてましたし、愛車は費用をかけてでもクラシックカスタムを施しているくらいです。

そして初めて買ったクラシックピストルはこれでした。

Single Action Army 45 classic custom

そもそもマカロニウエスタンに興味はありませんでした。

西部開拓時代って、アメリカ人にとっても話したくないくらい闇期のようですし、あの野蛮な感じは好きになれません。

だから好きじゃなかったけど、友達が持っていたシングル・アクション・アーミー45を見た瞬間「なんてオシャレな銃なんだ!」と激震が走ります。

S.A.A.45 "classic custom"

自分も欲しいと探し回ること1年くらいだったでしょうか。

すっきりしたノンフルート仕様がツボの自分に、クラシックカラー全開のコントラストで、オシャレなS.A.A.が飛び込んできました。

即買いしたのは23年以上前のことですが、未だに大切に持っています。

上品な2トーン

自分の周りだけかもしれませんが、当時は2トーンって一部の人しかウケなかった記憶があります。

人によって「派手」だの「1色がいい」だの言ってましたが、全く聞く耳持ちませんでした。笑

この20年以上で、たしか3回は塗装し直してるし、修理も5〜6回してる個体。

現在の塗料は、キャロムショットのJET BLACKです。

ノンフルートシリンダー

軽量化&表面積upによる放熱効率化のための溝があるのがリボルバーのオーソドックス。

それを無視したつるつるのノンフルートシリンダーが当時から大好物。

主に肉厚化による強度upや、重量増しによってコントロール性upのためにノンフルートにしますが、同時に製造工程を減らすことになるためコストダウンにもなるのはメリットではないでしょうか。

歴史を語る傷①

左側面のネジ付近にもクラックが見えると思いますが、これはもはや歴史です。

3回は修復作業しました(・・;)

トリガー前方のネジは、友人に貸して戻ってきた時にはネジ山をグダグダにされてしまっていて、ネジがハマりません。

現在は両面テープと後方のネジ2本で保持中。

歴史を語る傷②

右側面にもクラック…いや、こちらは割れています。

完全分解してパーツクリーナーで油分を落とし、接着剤で補修してますが、痛々しいですね(・・;)

これは友人がガンアクションでクルクルしてて、指から抜けてポイっちょ!見事に割れました!笑

思い出ですね(^^)

歴史を語る傷③

ネジ山がナメッて斜めになってしまい入りません。

これは傷①の友人が犯人。お前、バラしただろ?と聞いてもシラを切り通してましたが、M1911でも同じことがあったので、間違いありません。笑

今は3児の父で、2年前までうちの事務所の隣で整体院をやってました。隣に来んなよ!なんて言いながら仲良くやってましたが、奥さんの職場都合もあって今は神奈川に移転して頑張ってる様子。

これも良い思い出(^^)

Single Action Only

今となっては考えられない"シングルアクションのみ"で撃発する銃。

いちいちハンマーを起こして撃って、起こして…と非常に面白い仕組み。

タナカ製の初期ペガサスシステム(非デタッチャブル)ですが、ハンマーのコック時など、チャキチャキッと良い金属音を鳴らします。

sight

意外にも、小さいながらサイトは見やすくて、撃ちやすいというのが印象的。

シングルアクションオンリーなので、ハンマーダウン時は撃つことができないからなのか、コックしないとハンマーが邪魔でサイトが見えません。

なにより不思議なことに、パッと構えるとほぼ100%ピッタリサイティングが合ってる!自分にはグリップ角度とか色々合ってるのかも?

Normal Cylinder

こちらは溝ありの一般的なシリンダー。

タナカのデタッチャブルHWをブルーイングしたものになります。

ペガサスシリーズはシリンダーの素材が違うから、色味が合わなくてブルーイングがめちゃくちゃ難しい(・・;)

ノンフルート & オーソドックス

やっぱりノンフルートのスッキリ感はたまらない!

だけどブルーイング処理による金属感は下のモデルには勝てません。

黒染め作業は丸3日(1日4〜5時間)かかりました。

S.A.A. bird head と2shot

クラシックカスタムも大切ですが、よりツボを突いてきた3インチのバードヘッドはガチの宝物。

クラシック、ノンフルート、ゴールドカラーとの2トーン、コンパクト、テカテカ仕上げ、木製グリップ…なにこれ、最高すぎるでしょ!

びっくりするくらいツボのど真ん中を鷲掴みしてきたモデルです。笑

奥さんより長い付き合い

奥さんとはまだ15年しか連れ添ってないので、それを超えているクラシックカスタムのS.A.Aです。

接する女性だけならず、メスなら猫にさえヤキモチを妬くイカレた…いや、愛のある奥さん。

対してこちらは上品かつクールで物言わぬ面構えがかっこいい!

ちなみに奥さんもクラシック調が好きなのでS.A.Aは好きみたいですね(^^)

 

 

 

探偵仲間の会社ブログで取り上げられていたオススメの記事。

 

トイガンは護身用に使えるのか】

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街中で銃を見た日本人の反応を検証。

 

【銃刀法の銃とは】

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銃刀法の中の"銃"について取り上げた記事。

 

【銃のサプレッサー】

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サプレッサーの構造を紐解いた記事。

 

【廃れない回転式拳銃】

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なぜリボルバーは消えないのか?という記事。