10代〜20代前半は1911系にどハマりしてました。
装弾数のバカバカしさや現実的ではない選択肢であることに、実銃業界でもさすがに衰退し始めているものの、相変わらずの人気モデル。
格闘技では、一撃で大きなダメージを狙う人って弱いけど、それなりのダメージをちょこちょこ蓄積させようとする人は大抵強いのが現実。
道場であれを体感していると、45口径の力強さと38口径のオーソドックスな平均的パワーにも通づるものがあるなと思いました。
戦いの中では一撃の強さなんて重要ではなく、手数でいかにダメージを蓄積させるか…です。たまにクリティカルヒットすれば一撃で決まりますが、狙ってやるべきものではありません。
つまりアメリカの「45口径伝説」はちょっとどうなの?と思うのが私の印象です。もはやただの宗教的な思想にしか感じません。
【45口径伝説とは】
他の口径では何発撃ち込んでも倒れない相手を45口径では一撃で倒せたという実経験に基づいた「頼れる弾薬」という思想。
しかし時代背景が大きくからんでいるので、現代ではおおよそ関係ない。
実際に2000年くらいまでは「弾の大きさ=パワー」という概念は間違ってはいなかったものの、9mm(38口径)モデルが爆発的に普及したのは9mm弾そのものの性能が高くなったから。
何より装弾数が2〜3倍変わるのだから、装弾数を犠牲にして大口径を選択する理由も無くなっている。しかし根強く「45口径でなければ」という先入観が、特に年配者に残っている。
だけど1911って理にかなった構造だし、なによりスッキリしててイケメン!なんてカッコいい銃なんだ!というのも正直な気持ち。
中でもコンパクト1911は大好物でした。
初めて一目惚れしたのはMGCの「Keeper Eelite Carry」というモデル。キーパーとしていますが、未契約の名前は使えない事情からであって、これはキンバーのエリートキャリーと呼ばれるモデルを意識しているのは間違いありません。
そのモデルの高級版が上の写真の「ウルトラキャリーCDP-Ⅱ」となるのです。なにが高級って、手作業で全ての角を削り落として丸みを帯びさせているから。
WA(ウエスタンアームズ)から1回きりの限定生産で発売されました。お得意の限定品詐欺ができなかったモデル。製造にお金かかるからね。笑
WAの新製品はもはや毎月のように購入してましたし、本当に1911系が大好きだったんでしょう。
SCWのトランスファーハンマーシステム/バージョン3になってしばらく経った頃から値上がりが激しくなり、しかも「完全限定品」と謳ってたものまで、数ヶ月後には当たり前に再販再販と繰り返す様。
なんだか「WAやばくね?」とサーっと心が引いていった記憶。なんならパーツの一部を変えただけで、違う銃として翌月に発売する有様。
そもそもマグナブローバックの特許を他社から奪い取って我が物顔できるほどの性格ですから、当然といえば当然なんですが(^^;)
元々、冷める時は瞬間的に「もういいや」となるタイプなので、そこからWAの製品は買っていません。
こんなもの中古で充分。と今ではWAは全て中古品購入。
とてもじゃないけど価格には見合ってないのに、今では「高級品」として納得されている様子。
どこの業界も悪どい所ほどマーケティング戦略がうまくいくものなんですよね(^_^;)
探偵も大きなところは大抵やばい所なので覚えておいて損はないですよ。
周囲の経営陣と話していても、車屋さん、整体院、建築会社、どこも"儲けているところはやばい"が共通してました。仕事は適当に済ませて、お金はぼったくるから大きくなれる…なんて当たり前ですから、誠実ではありませんね。
オフィサーズはちょっとやぼったいし、V10はみんな持っててちょっと…。
マルイさんから出てきて、こぞってみんなV10を買ってたのを目の当たりにして、一瞬で興味ゼロになりました(^^;) 我ながらひねくれてるぅ〜。笑
元々フルサイズでもM1991A1がスタイリッシュで好きだったので、そのコンパクトバージョンときたら個人的にはたまりません。
あれこれカスタムされてるより、シンプルな完成形のほうが好きなのでツボ。
M1911ではなくM1991ですよ。
ここが結構大事なのに「まぁ同じだね」と言われる。わかってない。わかってないよ!笑
必要最低限の機能が組み込まれてるのが1991なんですよ。
落としたって暴発しないし、ハンマーを指でおろしたって安全性が高いのが特徴。もちろんそれは実銃の話ですが。
M1991A1コンパクトと記載しましたが、WAの商品名として正確には「ノバックカスタム」と呼ばれるもの。
リアサイトの形状が少し違う、ブッシングの厚みが足りない、など叩かれていたモデルですが、私は細かい違いを気にしないので、これが大好き。
リアサイトとか別に自分で変えるでしょ。ブッシングもミスったんじゃね?とでもイメージすれば良い。
刻印が違うとかも「海外だし、打ち間違えたんじゃん?」くらいに考えちゃいます。これ屁理屈とかじゃなく、自分は元々そういうの平気なんです。
目立ちたい願望なんて皆無なのに、みんなと同じじゃつまらない。って感性、自分おかしいのかな?なんて考えたこともありますが、単純に「ありふれてるならいつでも手に入る」から興味がないと気付きました。
いつもあるなら入手すべき優先順位下がりますよね?
ちなみに傷とかも全然平気。
使ってたら傷つくし、そもそも傷のない銃なんて、用途的に不自然。
使い込んで味が出てこそナンボじゃないの?というタイプ。
箱が少し凹んでいただけで目くじら立てる人いますが、私は箱はスペースの無駄だから捨てちゃう派(^^;) 箱のための土地代どうしてくれんねん!?と思ってたので。
友達に「箱がないと価値が下がるんだよ」と指摘されたこともあります。
売ること前提なら大いに関係あるのでしょうけど、使い込んで遊び倒すつもりだから、自分には関係ないのです(^^;)
※後々売るかもしれない物だけ箱を保管しておくこともあります。
箱にしまうと不思議と触る回数が減ってしまうので「すぐに手に取れる所に置いておく」のも結構大事なこと。
めっちゃ好きなモデルでも箱に入れてしまっちゃうと出す回数が減り、手に取りやすいモデルのほうばかり触れるようになっちゃうんですよね。
せめて価格分は遊ばなきゃ!
掃除と同じですよね。掃除道具を手に取りやすくしておけば掃除する機会が増えるけど、扉を開けて道具を出すなど一手間あると、掃除の機会が減っちゃうアレ。
なんでもディスプレイしちゃえば使うものなんですよ。人間なんて単純です。笑
キャロムショットのシルバーを使って下地を作り、その上からブルースチールで上塗り塗装。
完全定着後に目の細かい紙やすり(#1000〜#1500)でエイジングして、下地のシルバーを露出させる。そうやって使い古した金属感を演出しました。
HWなので塗料が定着しにくいし、角の部分とかは落ちすぎちゃったりしがちなので、ちょっと難しいんですけど、完成後の満足感はかなり大きいです。
サイドポリッシュは金属磨きを使用して、ツルツル感を出しました。磨き込むほどツヤが出ますが、その場合ある程度厚みを持たせた塗装をしないといけません。
下地がブラックなのかシルバーなのかというのも、塗装後の色合いが大きく変わるので、塗装って面白いなって思います。
何日もかかるし、風とか気になるし、下処理なんかも面倒だからあまりやりませんが。笑
ちなみにブッシングやトリガーも黒く塗装。
ファイアリングピンは磨いてシルバーにして、ピンブロックをマットブラックにすることでコントラストを出してあります。
サイトはノバックらしく蓄光化済み。トリチウムはさすがに再現できないので(^^;)笑
ガスブローバックとしての性能はWA/ウエスタンアームズ製なので、そこそこ。外で撃とうものなら、まぁ頼りないこと。
ターゲットに届かないやないかぃ!が頻発します。
ただしブローバック性能はさすがで、実物のDNAなのか「ほぼ確実に動く」ところが最大のメリット。
リコイルもガツンときて、銃を撃ってる感があるのはWAならでは。
45口径が廃れているなんて話がありますが、それは用途にもよるでしょう。
実際、シールズは現在でもHK45CTを頻繁に使用しているようですし、シチュエーションによっては頼れるのだろうと容易に理解できます。
評論的意見はあくまでも意見に過ぎません。
実際に戦う人にとっては細かいことよりも「動くのか、当たるのか、倒せるのか」しか興味ないはず。
その答えは現場の人を見るだけで、一目瞭然です。
コンパクト45はあまり当たらないって聞くけど狙えばちゃんと当たる。
当たらないのは大雑把に撃ってるからか、ちゃんと狙ってないか、キックに注意が向いてるから。
どちらにしろ銃撃戦には不向き。装弾数と激しいキックを考えると、あくまで護身用。
ホローポイントなら1発で大きなダメージになるから、選択肢としてはアリ。
…との意見でした。
たしかに撃ち合いになるなら選択しません。
だけど護身用としては悪くない。そこらへんは全く同じ意見です。
しかし6+1発しか装填できないのだから、現実的なことを考えるなら、私は間違いなく作動させられるリボルバーを選択するだろうなとも考えてました。
フィーリングトラブルで次を撃つまでに数秒ロスする可能性、コンパクト45では充分に考えられますから(^^;)
だったらトラブルが起きない上に、不発があってもそのまま引き金を引けば済むリボルバーが安心。
装弾数の件が無ければ、また話は違ってきますけどね。
斉藤さんについてはこちら。
趣味の上では大好きだから所有してますが、現実的に考えるなら優先順位はかなり下のほうになってるでしょう。
だけどカッコいい。渋い。クラシックなアイテムが大好きな自分にとっては、はずせないモデルなんです。
木製グリップであったり、シングルカアラムだからこそ、歴史を感じます。どうしても木製グリップを使えない現代の銃って惹かれにくくて。
自分にとってウッドグリップ結構重要なんです。
車やライターも実はクラシック調のものにこだわってるくらい。
現代の車をクラシックカスタムするだけでも100万以上かかりましたが、そこまでしてでもクラシックを選んでます。
煙草吸わないけど、災害対策の一環として肌身離さないライターもクラシカルなzippoです。もちろん災害時に使用し続けられることを考えて、ジッポを選択しているのもありますが。
営業先で「この社長、クラシックなのが好きだから探偵やってるんだよ」なんてネタにされたこともありましたが、それは…全く関係ないですね。笑
探偵=クラシックってシャーロック・ホームズだけですから。
探偵仲間の会社ブログで取り上げられていたオススメの記事。
【銃刀法の銃とは】
銃刀法の中の"銃"について取り上げた記事。
【銃のサプレッサー】
サプレッサーの構造を紐解いた記事。
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なぜリボルバーは消えないのか?という記事。
【面白い武器】
マニアは知ってるあの隠し武器の話。