シグプロを初めて見たのは月刊Gun誌で、その直後くらいにプレステ2のバイオハザード3で見かけます。
どちらで見た時も素敵だと感じていましたが、たしかその当時はトイガン化されておらず、しばらく手にしませんでした。
やがてKSCから9mm仕様のSP2009と、40口径仕様のSP2340が発売。しばらくしてGSG-9記念モデル、XM13トライアルモデルが登場。その全てを購入しました。
※GSG-9記念モデルは現在も所有しているので、そのうちご紹介します。
だけどシステム7以前のエンジンなのでヘッポコ。夏場でさえ1マガジンを連発では撃ちきれなかったはずです。
数年後に進化版であり現行型でもあるSP2022が発売され、それがシステム7だったのでめちゃくちゃ嬉しかった思い出。
好きな銃でも、作動性がヘッポコでろくに動かないとなると触らなくなります。
ちゃんと動いて楽しめる銃ばかり触ることになりますし、動かないやつはホコリをかぶっていくのは毎回のこと。
だからSP2022はガシガシ遊ぶのかと思いきや、これもそんなには遊びませんでした。
メタルスライドに換装したし、特に不満はないかと思っていたのですが、他にも触らなくなる理由がシグプロにはあったことに気付きます。
この銃、写真で見る限りではセミコンパクトな銃。人が持っててもやっぱり小さい感じに見えて、コンパクト系が大好物な自分にとっては「おっ!」と惹かれるサイズ感。
ところが手に取るとめちゃくちゃデカい!なんでしょう…小柄なお姉さんかと思いきや、近寄ったらめっちゃゴツいマッチョ女子だった…みたいな感じです。笑
例えが悪いですが、とにかくコンパクト系が好きな自分にとっては「うーん…」という、腑に落ちない感じがあったんですね。オフィサーズをイメージしてたらSVインフィニティ4.3だった…みたいな感覚。
全体のバランスが三角形になるようなデザインが好きなんだと自分の趣味趣向は理解できてます。
そうなるとコンパクト系はほぼ全て好みなのも納得。
シグプロシリーズもきれいに三角形だし、そもそもデザインがめちゃくちゃ好き。
SIGシリーズって全部デザインがツボなんですが、これもそうだったわけです。
そして一番のツボがマガジンキャッチ!初めて見た瞬間、駄菓子コーナーのアレを思い出したくらい、この三角形のマグキャッチボタンがたまらなく好き!笑
この駄菓子、自分が子どもの時は三角形のものもあったんです。カラフルなものが大好きだから、それをよく買ってたんですよ。
カラフルで三角形のものは、見てるだけで幸せ。それはオッさんになった今も同じです。
銃とカラフルなお菓子なんて相反する存在ですけど、自分の中ではリンクしちゃってたんですねぇー。
ちなみにマズルフェイスはあまり好きじゃありません。エヴァンゲリオンの長いアゴみたいで、イケメンとは言い難いお顔です。笑
先端まで伸びるスプリングガイドは、スライドの後退作動をできるだけ水平に安定させる役割。
しかし、砂やホコリが多い場所では、スプリングガイドにそれらが付着して作動の妨げになることもあるそうです。
故に街中ではなく、戦地での使用を考慮する場合は、1911の旧タイプのように"ガイドを露出させない設計"も未だにあるのですが、シグはほぼ全てロングガイド。
設計の良さなのか、それよりも精度の高さに振ったのか。あるいは実際問題そこまで気にしなくても大丈夫なのか。
スプリングガイド事情は不明のままですが、2000年以降はロングガイドでホールドオープン時は露出してるのがオーソドックスですよね。
ちなみにデコッキングレバーの作動が各メーカーで微妙に違うことをご存知ですか?マルイのシグは軽やかだけどハンマーダウン気味にデコックされ、タナカのシグは勢いよくハンマーダウン。
ここらへんは実銃を触れたことがあれば気付くのですが、KSCの場合、本物通りの感触でデコック時にハンマーはロックが外れるだけ。レバーを戻す時にハンマーも連動してダウンします。
リアル派のKSCならではで、シグプロシリーズもちゃんと再現されてました。マルイでは噛み合わせに不安を感じるし、タナカ製みたいなデコックじゃ怖くて仕方ない!笑
友人は「リアル派のKSCなのに、シグプロと226はリアルじゃない」と嫌ってました。へぇー、そうなんだ…としか思わず、なにが嫌いなのかは聞かなかったのですが、10年近く経過した頃に理由を知ります。
ウエスタンアームズのRタイプは、通称ぷらぷらハンマーなんて揶揄されてましたよね。あれは空撃ちしてもパチン!とハンマーダウンするのではなく、ビヨ〜ンとハンマーがぷらぷらするからです。
SCWのトランスファーハンマーシステムが登場したことで、ぷらぷらが正しくない、リアルじゃない、と認識していた友人。
つまりKSCのシグプロやP226もぷらぷらしてるから、リアルではない。KSCが手抜きをした。そう認識していたそうです。
実は現代のシグピストルのハンマーは、基本的に「響き撃ち」という撃発方式。つまり実銃がぷらぷらハンマーなんです。
これは安全性の確保の他、パーツの負荷を軽減する目的があるそうです。ちなみにタナカのガスガン、モデルガンでも再現されてました。
SP2022は1,000発ほど撃ったことがあるが、P226同様にリコイルはマイルドで撃ちやすい印象。
命中精度の高さはさすがのSIGだし、作動安定性も素晴らしい。226は価格が高いから嫌だ…でもあの性能は捨て難い、というユーザー向け。
ポリマーフレームなのに、あえて重量をかせぎフルメタル製よりも重いのはいかがなものか?と思うが、メンテナンスのしやすさと金額を考えるとアリ。
デブな銃だからコンシールド性は欠けるし、どっちを持つ?と聞かれたら私はP226のほうを選ぶ。ゴリラ体系とか太ってる人とか、体の大きい人なら目立たず携帯できるだろうから、良いかもしれない。
…とのことです。
はい〜、トイガンでさえ自分も全く同じこと感じるような見解だったので、多分シグプロは海外在住だったとしても買わないですね。笑
もしセルフディフェンスにシグを選択するのなら、ダブルカアラムならP229、シングルならP239かなと思ってたので、どちらにしろシグプロは趣味の銃ですね(^^;)
ところで三角形に惹かれるという感性なのですが、これは以前まで誰にも話したことがありません。
多分、唯一話したことがあるのは奥さんくらいなのですが、それについて不思議なエピソードがあります。
お金を取らないのに、よく当たると知られている占い師???さんに「あなた達ご夫婦は前世でもご夫婦でしたよ。」と言われました。
聞いていると、どうやら自分は護衛隊の隊長で戦いでは強かったそうですが、病気のために床に伏せてしまい死んでしまったのだそう。
時代的に女性1人では生きるのが大変なのに、奥さんはその後も独身を貫くほどの愛情を持っていたのだとか。
その方には申し訳ないのですが、信じるわけでもなくエンターテイメント感覚で楽しく聞いていたんです。だけど不思議なのはその後の数々の一致。
自分が護衛隊として守っていた武将の家紋と、自分の家の家紋が三角形のものだったから、家紋への想いが強く残ってる。だから“三角形のものに惹かれる"はず…。
いやいや、なんでそれ知ってん?ヒントになるような情報源はどこにもなかったはずだし、三角形が好きなんて誰も知らないはずなのに…。ていうか家紋に三角形なんてあるんだ?
さらに、病気で奥さんと死別することになったから、現世で再婚した形になってからは、多分病気に対して異常なほどの警戒心を持ってると思うよ、と。
マジか…と唖然としました(^^;)
潔癖症とは違うけど、ウイルス系への対処が異常なのは本当で、コロナどうこう以前からコロナ対策ばりに手洗いうがいは絶対だったし、マスクも夏以外は欠かしてません。
次亜塩素酸水やらアルコールやらも常に持ち歩いてるくらい警戒心バリバリ。笑
それだって知らないはずです。思わずバッグから除菌系の何かがチラ見えしてないかチェックしちゃいました。笑
この他にも、なんで知ってん?みたいなことをいくつか言われてしまい、この人本物なのか!と時差で感じ始めました。会えた時に、希望者だけ見てくれるっていう人で、お金取らないし。笑
人生は死ぬまで全て決まってる…なんてDNA理論がありましたが、あれは自分の意思が関係ないみたいな感じがして嫌いです。
出会いも必然、結婚も必然、なんて言われるとアレと似てる気もしましたが、そもそも自分達の意思が強くて再会したみたいな話だったので、ちょっと嬉しくも思いましたね。
ちなみにLINKIN PARKが大好きなのですが、曲からハマって数年後…彼らのロゴが三角形というのを知った時もビビりました。というか、リンキンパークが好きっていう話題から奥さんと仲良くなり、お付き合いを始めたので、ここでも大いに関係ある気がします。
そういうの結構頻繁にあるから、あながち嘘でもないのかな…。
まだ信じてないのかよって突っ込まれそうですが、そこは探偵なんで職業病なんでしょうm(__)m笑
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